おうち英語に興味がありつつも、「何から始めたらいいかわからない」とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
自宅で英語を学ぶ方法は多岐に渡りますが、具体的な手順がわからないと進めようがありません。
この記事では、おうち英語を始めるための具体的なやり方を5つのステップに分けて解説します。
さらに、無理なく進めるコツやおすすめの教材もご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
おうち英語の進め方

まずは、おうち英語の進め方として、具体的な5つのステップを解説します。
STEP1:目指すレベルを設定する
まずは、目指すレベルを明確に設定しましょう。
- 日常会話ができるレベル
- 英検2級レベル(高校卒業程度)
- 小学校の入学準備 など
具体的な目標を設定することで、モチベーションが高まります。
また、予算や教材選定の参考にもなるでしょう。
STEP2:予算を決める
次に、英語教材やレッスンにどの程度の予算をかけるかを考えましょう。
例えば、おうち英語用の教材には、月数千円で始められるものもあれば、100万円以上の費用がかかるものもあります。
無理のない範囲で予算を設定し、費用対効果の高い方法を選ぶことが大切です。
【できるだけ予算をかけたくない】
- 英語アプリやYouTubeチャンネルを活用する
- 無料の教材サイトを最大限に活用する
【月1万円以内で抑えたい】
- 月額タイプの教材を選択する
- 中古教材を上手く活用する
- オンライン英会話を活用する
【予算には余裕がある】
- 体系的なカリキュラムが組まれた教材を活用する
- オンライン英会話を活用する
- 親子留学を検討する
上記のように、予算によっておうち英語のやり方や進め方が大きく変わってきます。
STEP3:やり方・教材を決める
目標と予算が決まったら、次に具体的なやり方と教材を選びます。
教材には、アプリやDVD、セット教材、月額教材などのさまざまな種類があるので、上手く組み合わせて活用しましょう。
無料サンプルを活用し、子どもとの相性を確かめることも大切です。
おすすめ教材については、後ほど詳しくご紹介します。
STEP4:英語をインプットする
おうち英語の基本は「読む」「聞く」などのインプットです。
まずは英語を楽しむことを優先し、日常生活の中で英語に触れる時間を増やしていきましょう。
教材を活用するのはもちろんですが、YouTubeや英語絵本を活用して英語をインプットする方法があります。
STEP5:アウトプットの機会を作る
おうち英語は、インプットだけでは完成しません。
「話す」「書く」などのアウトプットも必要になります。
ある程度のインプット時間を確保できた後には、アウトプットの機会を作ることも大切です。
オンライン英会話や教材と連携したサービスを上手く活用し、アウトプットの場を用意してあげましょう。
おうち英語を無理なく進めるコツ

おうち英語を成功させるには、長期的な視点で無理なく続けることが大切です。
そこで続いては、おうち英語を無理なく進めるコツについて解説します。
体系的なカリキュラムが組まれた教材を活用する
「何から始めたらいいかわからない」「進め方に迷ってしまう」という場合には、体系的なカリキュラムが組まれた教材を活用するのがおすすめです。
このような教材には、学習の流れがあらかじめ計画されており、何をどの順番で学べばよいのかが明確に示されています。
例えば、DWE(ディズニー英語システム)の場合、0歳児〜3歳向けの「PlayAlong!」という教材から始まり、メインプログラムもブルー→グリーン→ライトグリーン→イエローの4段階のレベル構成になっていて、無理のないカリキュラムで英語を習得できるように工夫されています。
子どもが楽しめる教材を選ぶ
おうち英語を長く続けるためには、子どもが「楽しい!」と思える教材を選ぶことが大切です。
例えば、親しみやすいキャラクターが登場するDVDやゲームのようなおもちゃが付いている教材、タッチペンで学べる教材なら、子どもの興味を引きやすいです。
特に幼児期は、英語学習を「勉強」ではなく「遊び」の一環として取り入れることで、楽しみながら学ぶことができます。
子どもの反応を見ながら、適切な教材を見つけていきましょう。
オンライン英会話を活用する
アウトプットの場として、オンライン英会話を活用するのも効果的です。
ネイティブ講師やバイリンガル講師と直接会話することで、子どもが実際に英語を使う練習ができます。
オンライン英会話は、好きな時間に気軽に始められるため、忙しい家庭でも取り組みやすい点が魅力です。
また、実際に英語で話す経験は、リスニング力や発話力を飛躍的に高める助けとなります。
英会話教室に比べ、月謝が安いのも嬉しいポイントです。
英語を親子のコミュニケーションツールにする
おうち英語を無理なく続けるには、英語を親子のコミュニケーションツールとして取り入れることも有効です。
例えば、「Good morning!」などの挨拶を英語でしてみたり、日常の会話に英単語を交えてみるのもよい方法です。
英語を特別なものと考えず、生活の一部として取り入れることで、子どもが自然と英語に親しめるようになります。
また、親子で一緒に楽しむことで、学ぶことへの抵抗感が減り、学習の習慣化につながるのもメリットです。
家庭全体で英語を楽しむ環境を作り、おうち英語を無理なく続けていきましょう。
長期的な視野を持つ
日本語を母国語とする人が英語を身につけるためには、2,000時間〜3,000時間(※)の学習時間が必要と言われています。
※DWE(ディズニー英語システム)は2,000時間必要と言っていますし、ECC英語学院は約2,500時間〜2,700時間必要と言っています。
平日1日2時間取り組んだとしても、約50ヶ月〜75ヶ月(約4年〜6年以上)はかかる計算です。
そのため、すぐに成果を求めず、長期的な視野を持つことが重要となります。
おうち英語におすすめの教材5選
続いては、おうち英語におすすめの教材を5つ紹介します。
なお、ここで紹介しきれなかった教材については、以下の記事でも紹介しているので、ぜひご覧ください。

DWE(ディズニー英語システム)
目指せるレベル:英検2級程度
対象年齢:0歳〜12歳
おうち英語教材の中でも、レベルが高いと言われているのが、DWE(ディズニー英語システム)です。
0歳〜小学生まで幅広い年齢に対応しており、体系的に学べるカリキュラムがしっかり組まれているため、「何をすればいいの?」と迷う必要がありません。
DVDには、ミッキーやミニーはもちろん、多くのディズニーキャラクターが登場します。
会員向けのイベントやキャンプ、毎週受けられるテレフォンレッスンなどのサービスが充実しており、教材の保証制度もあります。
インプット(聞く・読む)からアウトプット(書く・話す)まで、英語の習得に必要なすべてのステップを網羅しているのが魅力です。
また、卒業認定制度があり、卒業式はディズニーリゾートのホテル(ミラコスタが多いみたいです)で行われています。
値段が高い(安いセットで17万円。フルセットだと100万円以上)のが難点ですが、実績がある教材でしっかりおうち英語に取り組みたいという方にはおすすめです。
まずは、お風呂ABCポスターと教材サンプルを無料で取り寄せてみてはいかがでしょうか。
サンリオイングリッシュマスター
目指せるレベル:中学校の文法まで
対象年齢:0歳〜8歳
サンリオイングリッシュマスターは、サンリオキャラクターが多数登場するおうち英語教材です。
日常会話をベースに無理なく学べるカリキュラムが組まれており、タッチペンやカードリーダーなどの子どもの興味を引く教材が充実しています。
価格は、334,980円(税込)です。
こちらも無料サンプルが取り寄せられるので、DWEと見比べてみるのがおすすめです。
うっかりペネロペDVD
目指せるレベル:日常会話レベル
うっかりペネロペの英語DVDは、低価格ながら、88分の英語アニメーションがしっかり収録されています。
対象年齢は0歳〜10歳と書いていますが、ペネロペが可愛くて、大人も思わず見入ってしまいます。
セリフを収録した小冊付きなので、ゆっくり読んで解説してあげることも可能。
英語版のお話約5分+英語レッスン2分という1回約7分のレッスン構成で、楽しく日常会話を学べます。
価格は、3,980円(税込)です。
インプットの1つの材料として有効に活用するのがおすすめです。
トド英語
目指せるレベル:アメリカの小学2年生程度の英語力
トド英語は、スマートフォンやタブレットで楽しく英語が学べるアプリです。
3,500個以上の英語ゲームと500冊以上の本が収録されており、毎日楽しく学べます。
料金プランは6か月7,560円(月あたり1,260円)、12か月13,440円(月あたり1,120円)と非常にお手頃。
7日間の体験と簡単なレベルテストは完全無料で受けられます。
親向けのレポート機能も充実しているので、子どものレベルがひと目でわかるのも嬉しいポイントです。
ポピーKidsEnglish
目指せるレベル:日本の小学校で習うレベル
ポピーKIdsEnglishは、幼児から小学生を対象とした英語の家庭学習教材です。
音声ペン(ポピペン)を使って、絵や文字をタッチしながら英語を聞くことで、聞く力はもちろん、話す力も育ちます。
月額制の教材で、毎月届くので、継続しやすいのがメリットです。
レベルはそれほど高くありませんが、小学校の入学準備や学習サポートに適しています。
月額は毎月払いは1,680円(税込)。
一括払いだと月あたり1,595円(税込)です。
初回のみ、3,300円(税込)のポピペンの購入が必要になります。
おうち英語におすすめのオンライン英会話5選

ある程度のインプットが完了し、「アウトプットの場が欲しい」と考えるようになった場合には、オンライン英会話を活用するのがおすすめです。
オンライン英会話なら、英会話教室より安価な金額で、ネイティブ講師やバイリンガル講師によるレッスンを受けられます。
ここでは、幼児〜小学生におすすめしたい子ども向け英会話サービスを5つ紹介します。
Cambly Kids(キャンブリーキッズ)
Cambly Kids(キャンブリーキッズ)は、4歳〜15歳までの子どもを対象としたオンライン英会話です。
講師は全員ネイティブスピーカーで、24時間365日、好きな時間にレッスンを予約できます。
また、すべてのレッスンは自動的に録画されるため、学習内容をいつでも振り返ることができます。
料金プランは、キャンペーンの有無や為替レートなどの影響によって変わりますが、週1回30分のレッスンを受けるコースであれば、月あたり8,250円〜11,000円ほどです。
ワールドアイキッズ
ワールドアイキッズは、3歳〜小学6年生までの子どもを対象としたオンライン英会話です。
「英語を楽しむ」ことを重視したレッスンで、遊びを通じて自然に英語を学ぶことができます。
フィリピン講師によるレッスンですが、日本語でのサポートも受けられます。
週1回のレッスンで月額2,450円から始められるため、コストパフォーマンスが良いのが特徴です。
マインクラフトを使ったゲームレッスンもオプションで提供されており、お好きなお子さんにはぴったりです。
また、無料体験レッスンは2回受けられます。
Nobakid(ノバキッド)
Nobakid(ノバキッド)は、4歳〜12歳までの子どもを対象としたオンライン英会話です。
CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)に基づいた独自のカリキュラムを提供しており、子供たちが楽しく英語を学べる環境を整えています。
ネイティブスピーカーによるレッスンも受講可能です。
料金プランは「スタンダード(非ネイティブ講師)」と「プレミアム(ネイティブ講師)」の2種類があり、スタンダードの場合は週1回レッスンで月12,160円ほど、プレミアムは週1回レッスンで月15,400円ほどです。
3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月のコースがあり、長期契約をすることで割引が適用されます。
GLOBAL CROWN(グローバルクラウン)
GLOBAL CROWN(グローバルクラウン)は、3歳〜12歳を対象としたオンライン英会話です。
CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)に基づいた独自のカリキュラムで、効率的な学習が期待できます。
日本人のバイリンガル講師によるレッスンなので、「外国人の先生だと緊張してしまう」というお子様にもぴったりです。
レッスンは専用アプリで受講でき、自宅学習教材も豊富に用意されています。
時間固定型20分のレッスンなので、飽きずに続けられるのも特徴です。
実際に、半年継続率は94%、12ヶ月継続率は77%と非常に高い数値を記録しています。
週1回から週5回までのプランが用意されており、月あたりの料金は10,450円(週1回)〜21,450円(週5回)です。
月々プラン、12ヶ月プラン、24ヶ月プランがあり、長期契約することで割引が適用されます。
初めての方は、無料体験レッスンの受講も可能です。
学研のオンライン英会話 Kimini英会話
KImimi英会話は、教育に70年の歴史を持つ学研が提供するオンライン英会話です。
幼児〜大人まで、レベルに合わせたレッスンが受講できます。
講師は全員フィリピン人で、セブ島からレッスンを提供しています。
1レッスンは25分(幼児は15分)で、講師のスケジュールに合わせて予約が可能です。
料金は、スタンダードプラン(平日休日いつでもレッスン可能なプラン)で月額7,480円。
ウィークデイプラン(平日の日中のみレッスン可能なプラン)で月額4,840円です。
小学生以上は、月2回の回数券プランを月額1,210円からスタートできます。
なお、キャンペーン期間中は30日間の無料体験プランも用意されているため、入会するかどうかをじっくり検討できるのが嬉しい特徴です。
おうち英語のよくある質問

続いては、おうち英語のよくある質問について、リサーチに基づいてお答えしていきます。
親は英語が苦手でもOK?
おうち英語は、親の英語力に関係なく実践可能です。
子どもの年齢に合わせた英語教材を上手に活用することで、体系的に英語を学ぶことができます。
また、重要なのは、親子で一緒に楽しみながら学ぶ姿勢です。
親自身も子どもと共に英語を学ぶことができれば、英語力を向上させられます。
実際に、「親は英語できないけど子どもはペラペラ」という事例は少なくありません。
例えば、以下の本では、「英語力がない」著者のタエさんが、ご自身の息子さんを小6で英検1級に合格させた方法が記載されています。
取り組み時間の目安は?
英語を自分の言葉として身につけるには、約2,000時間のインプット(※)が必要だと言われています。
1日1時間インプットするとして、約6年間かかる計算です。
つまり、「6年間で英語を身につけたい!」と思う場合、1日1時間の取り組み時間を確保する必要があります。
例えば、朝の支度中に英語の歌を流したり、寝る前に英語の絵本を読んだりすれば、生活の一部として自然に英語を組み入れながら、1日1時間の英語学習を無理なく達成できるでしょう。
※参考:ディズニー英語システム「英語を「自分のことば」にするためのポイント」
おうち英語の成功事例はある?
おうち英語の成功事例は、書籍やSNS、YouTubeなどで報告されています。
例えば、DWEユーザーの川上拓土くんは、0歳からおうち英語を始め、8歳で英語ガイドができるまでに成長しました。
彼のお母さんが執筆した『拓土くん家の英語メソッド』では、具体的な取り組みや工夫が紹介されています。
また、SNSを活用して他の家庭の取り組みを参考にしたり、情報交換を行ったりするのもおすすめです。
成功事例を知ることで、モチベーションの維持や新しいアイデアの獲得にもつながるでしょう。
教材は買わなきゃダメ?
おうち英語に取り組むうえで、必ずしも高額な教材を購入する必要はありません。
YouTubeの無料コンテンツを活用したり、Twinkiなどの無料教材を活用すれば、ある程度の英語力を身につけられるでしょう。
とはいえ、無料のコンテンツだけでは、体系的な学習が難しい場合もあります。
そのため、インプットとアウトプットのバランスを考慮し、メインとなる教材を一つ決めて取り組むことをおすすめします。
これにより、学習の方向性が定まり、「次に何をすればいいの?」と悩む必要がなくなります。
子どもが英語を嫌がったらどうする?
子どもが英語学習を嫌がる場合は、一度やめてみても良いでしょう。
無理強いは逆効果です。まずは、子どもの興味や関心に合わせた英語の学習コンテンツを選び、楽しさを感じられるよう工夫することが大切です。
例えば、子どもが好きなキャラクターの英語版動画や、興味のあるテーマの絵本などを取り入れることで、自然と英語に触れる機会を増やすことができます。
また、親子で一緒にゲーム感覚で学ぶなど、楽しさを共有することも効果的です
仕事や家事に追われておうち英語に取り組む時間がない・・
共働き世帯が増えている現代においては、忙しい日常の中でおうち英語の時間を確保するのが難しいと感じる方も多いでしょう。
忙しい方は、無理に「1日1時間」確保する必要はなく、しかし、日常のちょっとした時間を活用しながら英語学習を取り入れることをおすすめします。
例えば、保育園の送迎時に車内で英語の歌を流したり、寝る前に英語の絵本を読んだりして、生活の一部として英語を取り入れる工夫をしてみてください。
また、家事をしながら子どもにDVDを見せるなど、「ながら育児」に英語を活用する方法もあります。
おうち英語は、教室への送迎が必要ないため、共働き世帯にとっても取り組みやすいのがメリットです。
子どもが夢中になる教材を活用しておうち英語を親子で楽しもう!

おうち英語を始めるにあたって、親御さんの英語力や時間、予算の制約など、さまざまな不安があるかもしれません。
しかし、重要なのは、親子で楽しみながら、一定時間英語に触れることです。
日常生活の中で無理なく英語を取り入れるためには、子どもの興味や関心に合わせた教材や方法を選ぶことが大切です。
おうち英語の成功の鍵は、「継続」と「楽しさ」にあります。
親子で一緒に英語の世界を楽しみながら、少しずつステップアップしていきましょう。
おうち英語は、親子の絆を深める素晴らしい機会でもあります。ぜひ、楽しみながら取り組んでみてください。
【0歳〜12歳まで長く使える!ディズニーキャラクターが登場して楽しい!】
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